「中医薬膳 蓮果」日和 (れんか びより)

宮城県仙台市「中医薬膳 蓮果」運営。薬膳、中医学、そして日々のことなどを綴る国際中医薬膳師のブログ。

山芋のおすそ分け

こんにちは。

今日は北海道で猛暑?!のようですが、日本はいったい

どうなっちゃったんでしょう・・・・。

私は暑いほうが好きですが、湿気の多い暑さは、さすがにちょっと辛いです。

あ、北海度は確か梅雨が無いからカラッとした暑さなのでしょうか。

それでも熱中症には注意ですね。

 

さて、最近ちょっと忙しくてお疲れモードだったのですが、

そんな時ご近所さまから「山芋」を頂きました!

なんと山歩きに行った時に採って来たという天然物。

山芋と言えば色んな効能がありますが、補気の効能に優れた食材で、

疲れた時にはもってこいです。なんと言うタイミング。

「山薬」と言って乾燥させた物を漢方薬補気薬としても用いられている食材です。

 

長芋はスーパーで手に入りやすいのでいつも常備しているのですが、

山芋はなかなか手に入らない気がするのですが、私だけでしょうか?

とりあえず、私の近くのスーパーでは売ってません。

長芋も同様の効能がありますが、やはり山芋のほうが効能は上です。

 

不格好ですが、栄養のある山の土からできた山芋です。こういうおすそ分けはほんとに嬉しい。

f:id:renka-nature:20190526130323j:plain

山芋

 

とりあえず、シンプルにとろろにしました。

f:id:renka-nature:20190526130508j:plain

山芋のとろろ

画像では分かりづらいですが、やはり粘り気が長芋とは全然違います。

弾力がある。

 

f:id:renka-nature:20190526130735j:plain

麦とろご飯

そして、最終的には麦とろご飯で(写真に麦があまり写りませんでした^^;)頂きました。

甘味があって美味しかったです。

しばらく色んな料理に使ってた食べたいと思います。

 

 

梅雨のこの時期は大麦よりも、あえて鳩麦を混ぜたご飯が良いかもしれません。

(写真は大麦を使ってます。家に大麦しかなかったので)

鳩麦は散湿、利水の効能があるので体の湿を取る効果があります。

 

山芋、白米、鳩麦は健脾、大麦は調中と言って脾胃を補う効能があるので、

脾を痛めやすい梅雨の時期には良い食材です。

(鳩麦はそれに散湿、利水の効能があります。)

まぁ、日本人ならご飯は毎日食べますね。

 

私は疲労を解消したかったので、シンプルな一杯ですが、山芋を使った麦とろご飯で

補気・健脾して体を整えたいと思います。

 

 

 

仙台で薬膳茶及び薬膳講座を開催します。

理論的に基礎から学んで、ご自身で薬膳茶や薬膳を作れるようになりませんか?

資格も習得できる講座です。詳しくはこちらをご覧下さい↓↓