R3〔2021年〕 中医薬膳初級講座のご案内
最近温かく心地良い日が続いていると思ったら、各地で例年よりもかなり
早い梅雨入り宣言が始まりました。
ジメジメした梅雨が始まりますね。
夏へ向けての養生を考える時期ですが、まずは梅雨対策で体の湿をとる
ことを考えてた食事を心がけようと思う昨今です。
さて、中医薬膳初級講座のご案内です。
昨年に引き続き、本年も仙台で本格的に薬膳が学べる中医薬膳初級講座を
開催いたします。
中医学の基礎を学び、薬膳を作る上での土台となる理論が学べる講座です。
今年は日本中医食養学会登録機関 「蓮果」「蘇芳」「杏庵」3機関による共同開催
になります。また、この講座は「中医薬膳指導員」受験資格取得可能講座となっていますので、資格取得を目指すことも可能です。
昨年は中医薬膳『杏庵』様と共同開催させて頂き、共同開催ならではの
色んな視点から中医薬膳学を学べる講座を開催することができました。
今年は『蘇芳』様も加わり、さらに興味深い講座になるのではと思っています。
講座は7月~12月の予定です。
募集や申し込みについての詳細は
中医薬膳『杏庵』様のHPに掲載しておりますので
どうぞご御覧ください。
↓
中医薬膳初級講座(中医薬膳指導員受験資格講座)のお知らせ in仙台
かなり久しぶりの更新です。
コロナ騒ぎが本格化する前の年末年始に少し長期で
ヨーロッパに行っていました。
帰国後、今年も頑張るぞと思ってた矢先に、新型コロナが広がりはじめ…。
生活にもいろんな制限が加わり、無条件に気が滅入りますね。
私はそんな時は気を通す食材を積極的にとりいれたりお茶などを飲んでいます。
もちろんノンカフェインなので寝るにもOK。
さて、まだ気が抜けない日々が続いてますが、 コロナ感染予防を十分にしつつ、
講座開催のお知らせです。
栃木にある「杏庵」様との共催で、
仙台で「中医薬膳指導員」受験資格取得可能講座
を開催いたします。
「杏庵」様及び当「蓮果」は日本中医食養学会登録機関です。
「杏庵」様ご協力ものと、仙台で本格的な薬膳の講習が開催できる
こととなりました。
詳細は
↓
↓
★★R2年度、中医薬膳初級講座の開催 ★★
仙台にて、本格的な薬膳の講習を、今年も開催することになりました。
仙台教室では、日本中医食養学会登録機関であります、
『中医薬膳 杏庵』様と『中医薬膳 蓮果(れんか)』との合同にて開催いたします。
【講座内容】
講義主体の講座となります。
中医学基礎をメインに、中医診断学、中薬学、方剤学、営養学、
薬膳学を学びます。
調理実習は数回予定しています。
講座は2講座に別れます。
①初級基礎講座
②初級施膳講座 →初級基礎講座終了後に、「中医薬膳指導員」の受験を
ご希望の方は、さらに施膳を勉強する、こちらの講座まで必要となります。
【開講期間】
2020年8月スタート~2020年11月 の予定
今年度は、「日曜日・祝日開催」の募集です。
【募集定員】
2名様以上にて開催いたします。
【場 所】
仙台市内、駅から徒歩10分程の研修室開催予定です。
調理実習の方は、一昨年は「エルパーク仙台」様にて行いました。
今年も同施設や近隣の施設を予定しております。
【費 用】(昨年度とシステムが変わりました。)
①初級基礎講座の受講料
13万2千円 (税込み)
別途、テキスト代 7800円(税込み)
②初級施膳講座→別途追加料金が必要となります。
★【昨年度との変更点】
※受験資格をご希望の方は、
①初級基礎講座と②初級施膳講座の受講が必要となります。
★この講座は、日本中医食養学会主催の「中医薬膳指導員」受験資格講座に該当しますが、
(受験は任意となります。) ①~②の受講が必要となります。
★②の初級施膳講座まで進む方は、
別途費用が必要となります。
お申込みや詳細につきましては
「中医薬膳 杏庵」様のHPをご覧ください。
薬膳の基は中医学という理論から成り立っています。
体に不調がある場合、どの部分に偏りがあり、それならばどういった薬膳を作れば
その人の体が良くなっていくのかを考えるために、この中医学を学ばなければなりません。
初級講座ではその基礎及びポイントを学んで薬膳料理を作る上で大切な
中医学の土台を作っていきます。
薬膳料理って?
こんにちは。
久しぶりの更新になってしまいました^^;
先日、野草に興味のある知り合いと薬膳とはそもそもどんなもの
なのかという話をしました。
その知り合いは、薬膳とは「無農薬の野菜や野草を使った料理」だと
思っていたとのことで(それって精進料理?)、
薬膳と言う言葉は知っていても、その本質を知らない人が多いのかなと感じました。
薬膳は野菜や野草のみではなく、もちろん肉や魚などあらゆる食材を使います。
そして、中国の伝統医学から発展したものですが、中華料理だけでなく、日本料理、
フランス料理、イタリア料理などなど色んな料理で作ることができます。
薬膳とは中医学に基づいた、健康の維持や、未病先防、さらに疾病の治療を目的とした
食事療法のことです。
なので薬膳の本質を知るには中医学の基本を学ぶ必要があるのです。
体の不調や病気の根拠を見極め、養生または治療するために
中医学では弁証論治という方法を使います。
この弁証論治に基づいた施膳方法(弁証施膳)で作られた料理を薬膳料理と言います。
弁証施膳ができるようになれば、自分や家族の体調に合わせた薬膳料理を
作ることができるようになります。
季節の薬膳などは、一般的にその季節に起こりやすい不調の養生を目的とした
薬膳料理であることが多いです。
私も勉強する前は漢方薬的な食材が入っている料理が薬膳料理だと
思っていました^^; 独特の匂いがするスープとか・・。
が、違っておりました。必ずしも生薬を使った料理ではありません。
色んな食材を使いますから、薬膳の本質を知れば身近な食材でも
その時々の体調に合った薬膳料理を作ることができるのです。
薬膳って奥が深いですが、食べることは毎日のことなので、その食に関わる学問と
を知ると言うのはなかなか面白いものです。
そうそう、食べることは毎日のことなので、食べられないような不味い料理であっても
いけませんね。薬膳料理は美味しい料理でないといけないのです!
仙台で薬膳茶及び薬膳講座を開催します。
理論的に基礎から学んで、ご自身で薬膳茶や薬膳を作れるようになりませんか?
資格も習得できる講座です。詳しくはこちらをご覧下さい↓↓
山芋のおすそ分け
こんにちは。
今日は北海道で猛暑?!のようですが、日本はいったい
どうなっちゃったんでしょう・・・・。
私は暑いほうが好きですが、湿気の多い暑さは、さすがにちょっと辛いです。
あ、北海度は確か梅雨が無いからカラッとした暑さなのでしょうか。
それでも熱中症には注意ですね。
さて、最近ちょっと忙しくてお疲れモードだったのですが、
そんな時ご近所さまから「山芋」を頂きました!
なんと山歩きに行った時に採って来たという天然物。
山芋と言えば色んな効能がありますが、補気の効能に優れた食材で、
疲れた時にはもってこいです。なんと言うタイミング。
「山薬」と言って乾燥させた物を漢方薬の補気薬としても用いられている食材です。
長芋はスーパーで手に入りやすいのでいつも常備しているのですが、
山芋はなかなか手に入らない気がするのですが、私だけでしょうか?
とりあえず、私の近くのスーパーでは売ってません。
長芋も同様の効能がありますが、やはり山芋のほうが効能は上です。
不格好ですが、栄養のある山の土からできた山芋です。こういうおすそ分けはほんとに嬉しい。
とりあえず、シンプルにとろろにしました。
画像では分かりづらいですが、やはり粘り気が長芋とは全然違います。
弾力がある。
そして、最終的には麦とろご飯で(写真に麦があまり写りませんでした^^;)頂きました。
甘味があって美味しかったです。
しばらく色んな料理に使ってた食べたいと思います。
梅雨のこの時期は大麦よりも、あえて鳩麦を混ぜたご飯が良いかもしれません。
(写真は大麦を使ってます。家に大麦しかなかったので)
鳩麦は散湿、利水の効能があるので体の湿を取る効果があります。
山芋、白米、鳩麦は健脾、大麦は調中と言って脾胃を補う効能があるので、
脾を痛めやすい梅雨の時期には良い食材です。
(鳩麦はそれに散湿、利水の効能があります。)
まぁ、日本人ならご飯は毎日食べますね。
私は疲労を解消したかったので、シンプルな一杯ですが、山芋を使った麦とろご飯で
補気・健脾して体を整えたいと思います。
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FMたいはく ラジオ出演
みなさんラジオは聞きますか?
私は車の運転中によく聞いてます。
先日ラジオのゲスト出演依頼がありまして、収録に行ってきました。
薬膳についてのお話をしてきたのですが、ラジオって映像が映るわけでは無いので
言葉だけで聞いている人が分かるように伝えるってなかなか難しいなと感じました。
一般向けの情報提供のラジオなので、なるべく専門用語は使わず
誰が聞いても分かるに話をするって、とても言葉を選びます。
画像が見れれば目と耳から情報を捉えることができますが、ラジオは耳だけ。
しかも限られた時間で話す必要がある。
今回のラジオは収録といっても編集無しの一発撮りだったので、生放送状態でした。
メインパーソナリティの方がうまく話を誘導してくれたので、収録自体は順調に進みました。
ラジオ向けの声だとお褒めの言葉を頂きまして。
しゃべりはどうかわかりませんが、声は褒められました(笑)
滑舌よく、思ったよりゆっくり喋ることがポイントだなと思いました。
なかなか貴重な体験をしてきました。
まぁ、なんだかんだ言っても楽しかったです。
本日放送で、自分の声をラジオを通して聞くのってドキドキです。ってか恥ずかしい^^;
聞いてくれた方が、日々の参考にできたり、
薬膳に何らかの興味を持って貰えたらうれしいなと思います。
地方局なので近隣の方(仙台)しか聞けませんが、
FMたいはく(789)
11:30〜12:00 「たいはっくワールド」での放送です。
「脾」の養生
こんにちは。
だいぶ暖かくなって来たにも関わらず、インフルエンザに
罹ったという話を聞きます。
新生活の疲れで免疫力が落ちているんかも知れません。
また、春先はまだ空気が乾燥しているのかな。
とはいえ、家の湿度計はやはり梅雨へと季節が変わっていることを示すように
数値が上がっています。
まぁ最近はちょうどいい湿度ですが、これからどんどんジメジメしてくるのでしょう^^;
この高温多湿の梅雨(長夏)の時期は五臓で言う「脾」に負担のかかりやすい時期です。
「脾」は湿を嫌います。なので、この時期は脾に特に負担が掛かりやすいのです。
脾に関係の深い胃の不調が出たり、腹痛や下痢、また四肢のだるさや、
体がいつも重いだるかったり、浮腫みが出たりします。
梅雨の時期、そんな経験ないですか?
これらは脾が弱っている症状でよく見られます。
「脾」の養生としては、やはり第一に食べ過ぎ注意です。
控えめにしたほうがいい食べ物は、油っこいもの、甘いもの(湿をよびます)、
冷たいもの(脾気を傷つけます)などでしょうか。
脾は食物からエネルギーを体内に取り込む大切な役割を果たしています。
特にこの時期に脾を養生しておくと1年が元気に過ごせるのではないかと思います。
梅雨の時期に食べたほうが良い食材は「湿」を取るもの、「健脾」するものです。
前の記事にも書きましたが、小豆、黒豆、枝豆などは利水効果があり適材です。
また、はと麦、レタスやきゅうり、セロリ、そしてまだあまりお目に掛かれませんが、
とうもろこしも利水作用があります。
とうもろこしの髭も利水効果が凄くあるので、とうもろこしの髭茶など見かけたら、
これからの時期に飲まれると良いです。
「健脾」作用がある食材としては、山芋、じゃが芋、さつま芋、人参やキャベツ、
大豆、黒豆なども良いです。
また、似臓補臓といって、動物の同じ臓器を食べることも効果的で牛の胃などもいいですよ。
なるべく部屋の風通しもよくして、湿気を溜めないように心がけたいですね。
また、料理もなるべく消化の良い状態に調理してあげると良いでしょう。
これから気温が暑くなってくるので、冷たい飲みもの多飲には注意です。
仙台で薬膳茶及び薬膳講座を開催します。
理論的に基礎から学んで、ご自身で薬膳茶や薬膳を作れるようになりませんか?
資格も習得できる講座です。詳しくはこちらをご覧下さい↓↓
仙台「薬膳茶講座」・「薬膳講座」のご案内
今日でGWも終わりですね。
そして、今日から立夏。二十四節気では夏へと入っていくんですね。
なんとなく春とはちょっと違う夏の空気を感じます(^^)
養生もそろそろ夏の養生を心がけなくてはいけません。
ただ、日本は夏本番の前に梅雨があるので、その時期は長夏の養生と言われる、
利湿・利水・化湿効果のあるものや、健脾作用のあるものを食べると良いです。
はと麦など良いですね。最近私はご飯にはと麦を入れて炊いています(^^)
さて、今日はお知らせです。
仙台で「中医薬膳茶講座」と「中医薬膳初級講座」を開催することになりました。
「中医薬膳茶講座」
季節による薬膳茶(ブレンド茶)紹介・試飲や、体の体質別薬膳茶(ブレンド茶)の紹介・試飲
がメインとなる講座です。薬膳を学ぶ上で必須の中医学基礎理論についても簡単に学んで行
きます。
●日程(予定)
全5回シリーズ・木曜日・12:30開始(一回3時間)
6月27日、7月4日、11日、18日、25日
「中医薬膳初級講座」
中医学基礎理論をメインに、中医診断学、中薬学、方剤学、営養学、薬膳学を学びます。
薬膳の資格の取れる講座となっています。
●日程は7月スタートの予定です。
講座についての詳細はこちらのHPをご覧ください。
薬膳に興味のる方、いかがでしょうか。